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福岡空港、国内線南待合室や到着口開業へ 出発・到着の動線分離

 福岡空港のターミナルを運営する福岡空港ビルディングは、国内線ターミナル南側の搭乗待合室や到着コンコース、到着口などを8月29日にオープンする。

福岡空港国内線ターミナル南側にオープンする搭乗待合室のイメージイラスト(福岡空港ビルの資料から)

福岡空港国内線ターミナル南側にオープンする施設の位置(福岡空港ビルの資料から)

 今回オープンするのは、南側の搭乗待合室と到着コンコース、手荷物受取所、到着口。すでに南側の保安検査場が8日に先行開業しており、待合室は検査場を通過した先に設け、物販店や飲食店もオープンを予定している。

 福岡空港では2020年1月の完成に向け、ターミナルなどの改修工事を進めており、国内線ターミナル北側は、昨年オープンした。改修に伴い、南側も北側と同じく出発と到着の動線を分離する。

 南側に到着した乗客は、飛行機を降りた後、エスカレーターなどで2階から3階に上って到着コンコースを通り、1階の手荷物検査場へ向かう。

 空港ビルによると、7月末時点で改修工事は約8割まで進んでいるという。今後は2019年春に、地下鉄アクセスホールがオープン。地下2階の地下鉄新改札口から各階に直接移動できるようになる。2020年1月には、新しいバスラウンジが滑走路側1階中央部にオープンする予定となっている。

 福岡空港は、2019年4月に民営化を予定している。

福岡空港国内線ターミナル南側にオープンする3階到着コンコースのイメージイラスト(福岡空港ビルの資料から)

福岡空港国内線ターミナル南側にオープンする1階手荷物受取所のイメージイラスト(福岡空港ビルの資料から)

福岡空港国内線ターミナルに19年春開業予定の地下鉄アクセスホールのイメージイラスト(福岡空港ビルの資料から)

福岡空港国内線ターミナルに20年1月開業予定のバスラウンジのイメージイラスト(福岡空港ビルの資料から)

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