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ACJ320neoがロールアウト A320neoのビジネスジェット版

 エアバスは、A320neoのビジネスジェット版「ACJ320neo」の最終組立が完了したと現地時間8月16日に発表した。英ファンボローを拠点とするアクロポリス・アビエーションへ、10-12月期に引き渡す。

最終組立が完了したACJ320neo(エアバス提供)

 今回ロールアウトした機体の塗装は、ACJファミリーの「ハウスカラー」を採用。初飛行は、エンジンはCFMインターナショナル製LEAP-1Aを選定し、今後数週間以内に実施する見通し。納入後はスイスのバーゼルにあるAMACエアロスペースで、アルバート・ピント インテリア デザインが手掛けた内装が施され、顧客のものに再塗装する。

 ACJ320neoの座席数は標準仕様で25席と、旅客機と比べて大幅に少ない。航続距離は6000海里(1万1100キロ)で、13時間飛行できる。

 航空会社向けのA320neoと異なり、追加の燃料タンク(ACTs: additional centre tanks)やビルトイン式の乗降用階段を備えている。また、客室の気圧高度が従来より低くなり、快適性が向上しているという。

 これまでにACJ320neoは6機、A319neoのビジネスジェット版「ACJ319neo」は3機受注している。

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