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お盆予約率、国際線9割超え目立つ 欧米やリゾート好調

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空12社は8月3日、お盆期間の予約状況を発表した。対象期間は、8月10日から19日までの10日間。

 12社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比4.5%増の71万1947人で、国内線は0.8%増の333万6843人。提供座席数は国際線が4.0%増の81万3968席で、国内線は0.3%減の427万2423席となった。12社平均の予約率は国際線が0.4ポイント上昇し87.5%、国内線は0.9ポイント上昇し78.1%となっている。

 予約率を見ると、国際線は90%を超えるところが目立った。国内線はフルサービス航空会社(FSC)が80%前後で推移しているものの、LCCは前年を割り込むところも見られた。

 出発のピークは各社異なるが、下りは概ね8月11日、上りは19日となった。

航空各社が発表したお盆期間の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

欧米やリゾート路線が好調なお盆の国際線予約状況=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は、国際線が前年同期比