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日航、通期予想を上方修正 8年ぶり復配へ 4-12月純利益は3.7%減

 日本航空(JAL、9201)は2月4日、2013年3月期通期の連結純利益が前回予想(12年11月2日発表)から230億円増加の1630億円(前期比12.7%減)になる見通しだと発表した。欧米や東南アジア路線が好調だったことに加え、燃料費の上昇が想定以下に収まったことやコスト削減が進んだことなどを要因に挙げた。配当予想は1株あたり180円で、05年3月期以来8年ぶり。

通期見通し

13年3月期業績見通しを発表するJALの植木社長=2月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

13年3月期業績見通しを発表するJALの植木社長=2月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 通期見通しは売上高が前回予想から130億円増加の1兆2280億円(1.9%増)、営業利益は210億円増加の1860億円(9.2%減)、経常利益は220億円増加の1770億円(10.5%減)を見込む。

 このうち売上高については、ボーイング787型機の