7月30日午後3時40分ごろ、成田空港のB滑走路に着陸後、工事中で使われていない誘導路に誤進入したエア・カナダ（ACA/AC）のモントリオール発成田行きAC5便（ボーイング787-8型機、登録番号C-GHPV）は、午後8時前からけん引車を機体に付ける作業が始まり、1時間ほどかけて駐機場へけん引されていった。
成田空港の未使用誘導路で立ち往生し駐機場へけん引されるエア・カナダのモントリオール発AC5便＝18年7月30日20時33分ごろ PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
国土交通省航空局（JCAB）によると、AC5便には乗客201人と乗員11人が乗っていた。空港を運営する成田国際空港会社（NAA）によると、エア・カナダ機が立ち往生したことで、B滑走路は午後3時44分から閉鎖。午後10時すぎまで、A滑走路のみの運用が約6時間続いた。
AC5便の機材を使用する成田発モントリオール行きAC6便は、定刻の午後5時30分から5時間43分遅れとなる午後11時13分に、バンクーバーに向けて出発。エア・カナダのウェブサイトによると、バンクーバーを経由後、モントリオールへ向かう予定になっている。
成田空港の未使用誘導路で立ち往生しけん引作業の準備が進むエア・カナダのモントリオール発AC5便＝18年7月30日19時54分ごろ PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
成田空港の未使用誘導路で立ち往生し駐機場へけん引されるエア・カナダのモントリオール発AC5便＝18年7月30日20時25分ごろ PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
成田空港の未使用誘導路で立ち往生し駐機場へけん引されるエア・カナダのモントリオール発AC5便＝18年7月30日20時55分ごろ PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire
・成田空港、B滑走路閉鎖 エア・カナダ機、未使用誘導路で立ち往生 [3]（18年7月30日）
・エア・カナダ、成田－モントリオール就航 初の定期便 [4]（18年6月2日）