ゼネラル・エレクトリック（GE）のグループ会社で航空機リースと金融を扱うGEキャピタル・アビエーション（GECAS）は、ボーイングと737-800型機を貨物機に改修する「737-800BCF（ボーイング・コンバーテッド・フレーター）」について、35機の追加契約をファンボロー航空ショーで結んだ。
GECASの737BCFのイメージイラスト（GECAS提供）
35機の内訳は、20機の確定発注と15機のオプション。今回の契約で、GECASの737-800BCFの発注は、従来の15機から50機に増えた。737-800BCFの貨物搭載量は、23.9トンとなっている。
GECASは急成長する航空貨物市場に対応。今年4月には、最初の機体をスウェーデンの貨物航空会社へリースしている。
ボーイングとエアバスのファンボロー航空ショーでの覚書（MoU）を含む総受注数は、ボーイングが673機と、エアバスの431機を上回った。
関連リンク
GECAS [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]
・カタール航空、777F貨物機を5機発注 [4]（18年7月23日）
・DHL、777Fを14機発注へ 19年納入開始 [5]（18年7月23日）
・ボーイング、ファンボロー航空ショーで673機受注 エアバス上回る [6]（18年7月20日）
・エアバス、ファンボロー航空ショーで431機受注 匿名顧客の発注目立つ [7]（18年7月20日）