7月1日から7日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、全日本空輸(ANA/NH)のボーイング787型機が使用するエンジン整備に伴う、国内線欠航の記事でした。
ANAは4日、同社の787が使用しているロールス・ロイス(RR)製エンジン「トレント1000」に対する整備作業の影響で、国内線113便を欠航すると発表。EASA(欧州航空安全局)の追加指示により、対象エンジンが増えたことが影響しています。
EASAは4月に、同エンジン内にある中圧コンプレッサー(IPC)のローターブレードに亀裂が生じることで、飛行中にブレードが飛び散り、機体の操縦性を低下させる可能性があると指摘。ANAも改修を進めていましたが、6月に整備対象のエンジンが追加されました。今回の改修指示は、全世界の航空会社が対象のため、交換部品の供給が追いついていないことも要因の一つであると、ANAは説明しています。
国内でトレント1000を選定した航空会社はANAのみで、日本航空(JAL/JL、9201)はGE製GEnx-1Bを選定しているため、今回の改修指示は対象外です。
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