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中部空港18年3月期、過去最高益30.2%増54億円 19年通期も増収増益見込む

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社が5月15日に発表した2018年3月期通期の連結決算は、純利益が前期(17年3月期)比30.2%増の54億4800万円だった。純利益と売上高が過去最高を記録し、8期連続で黒字を達成した。2019年3月期通期の見通しでは、純利益は2018年3月期比2.8%増の56億円を見込む。

―記事の概要―
18年3月期
19年3月期通期予想

18年3月期

18年3月期の純利益が過去最高を記録した中部空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2018年3月期の売上高は7.6%増の589億6700万円、営業利益は15.7%増の89億1300万円、経常利益は24.2%増の80億2500万円。増収増益となり、いわゆる「爆買い」で記録的な決算となった2015年度を上回り、過去最高を記録した。

 売上高の内訳は、着陸料などの空港事業が