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ジェットスター・ジャパン、夏ダイヤで中部、大分、鹿児島就航 関空拠点化は今年半ばに

 ジェットスター・ジャパン(JJP)は1月22日、3月31日からの夏ダイヤで中部空港(セントレア)へ就航すると発表した。中部から福岡、札幌、鹿児島へ1日1往復または2往復就航する。

夏ダイヤで中部空港へ就航するジェットスター・ジャパン=12年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 片道運賃は福岡線が4190円から2万4990円、札幌線が5090円から2万9990円、鹿児島線が4090円から2万4990円。このほかに大人300円、子ども150円の旅客施設使用料が必要となる。就航日は福岡線と札幌線が3月31日から、鹿児島線は5月31日から。鹿児島線の就航が5月となるのは、機材導入時期によるもの。

 成田路線も大分線と鹿児島線を新設。大分線は3月31日から、鹿児島線は5月31日からの運航で、1日1往復または2往復の運航となる。また、中核路線である成田-札幌線は夏場の観光需要が見込めるため、現在の1日3往復から1日最大6往復に増便する。

 一方、関西空港で整備を行う第2拠点化は、昨年11月に国土交通省から厳重注意を受けたことで遅れており、今年半ばの実施を計画。拠点化の遅れにより、現在1日2往復から3往復で運航している関空発着の札幌線と福岡線、沖縄線の3路線は、1日1往復に減便する。JJPによると、拠点化と同時に現在の便数へ戻す予定だという。

 JJPの機材はエアバスA320型機(180席)が現在7機。今年12月末までに20機体制を構築する。

関連リンク
ジェットスター・ジャパン [1]

ジェットスター・ジャパン、改善計画提出 関空拠点化3月以降に [2]