全日本空輸（ANA、9202）は1月18日、ボーイング787型機による運航を22日まで見合わせると発表した。19日から21日までに国際線と国内線合わせて68便が欠航し、約9500人に影響が出る見通し。22日は国際線2便が欠航し、国内線については19日午前9時までに同社ウェブサイトへ欠航情報を掲載する。
ANAの787＝12年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
21日までの欠航便は、19日が国内線28便と国際線2便の30便、20日が国内線16便と国際線6便の22便、21日は国内線14便と国際線2便。日本航空（JAL、9201）も19日から25日まで、成田－サンディエゴ線8便の欠航と70便の機材変更が決定している。
欠航便（路線と便名）
19日
国内線28便
・羽田－岡山（652、653、656、659）
・羽田－宇部（692、693、696、699）
・羽田－高松（532、539）
・羽田－熊本（642、643、646）
・羽田－宮崎（602、617）
・羽田－伊丹（27、32）
・羽田－鹿児島（625、628）
・羽田－福岡（271）
・羽田－松山（583、584）
・羽田－広島（683、686）
・羽田－札幌（69、74、73、78）
国際線2便
・成田－サンノゼ（1075、1076）
20日
国内線16便
・羽田－札幌（55、57、70、74）
・羽田－福岡（252、263、268、271）
・羽田－高松（532）
・羽田－宮崎（602）
・羽田－熊本（643、646）
・羽田－岡山（652）
・羽田－広島（683、686）
・羽田－宇部（692）
国際線6便
・成田－北京（905、906）
・成田－シアトル（1077、1078）
・成田－サンノゼ（1075、1076）
21日
国内線14便
・羽田－伊丹（15、20、25、30）
・羽田－札幌（55、70）
・羽田－福岡（252、263、268、271）
・羽田－熊本（641、644）
・羽田－広島（683、686）
国際線2便
・成田－サンノゼ（1075、1076）
22日
国内線（19日午前にANAのウェブサイト [1]で発表）
国際線2便
・成田－シアトル（1077、1078）
関連リンク
ボーイング787に関わる欠航便・機材変更について [2]（全日本空輸）
ボーイング787-8型機の国際線運航見合わせについて [3]（日本航空）
・全日空、18日の欠航30便 日航は25日までに計11便 787トラブルで [4]
・国交省航空局、787に耐空性改善通報を発行 当面運航停止に [5]