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JAL、10回目のひなまつりフライト 羽田-大分で

 日本航空(JAL/JL、9201)はひな祭りの3月3日、さまざまな運航業務を女性が担当する「ひなまつりフライト」を、羽田発大分行きJL663便(ボーイング737-800型機、登録番号JA350J)で行った。2009年にスタートした毎年恒例のイベントで、今回で10回目を迎えた。

羽田でJALのひなまつりフライトのスタッフと記念撮影する乗客=18年3月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田の10番搭乗口前では、客室乗務員や地上係員(グランドスタッフ)、整備士らがひなあられと手書きメッセージカードを乗客に手渡し、搭乗後はイベントを企画したメンバーが中心となり、横断幕を手に見送った。

 今回のフライトでは、副操縦士、客室乗務員、地上係員、ラウンジ、整備士、グランドハンドリング、機内食搭載、給油、航務、システム、保安検査と、運航にかかわるさまざまな職種を女性が担当。また、整備記録に出発時のサインをする整備士の社内資格「ライン確認主任者」も、2016年から3年連続で女性の有資格者が務めた。2011年も女性が務めており、今回で通算4回目となった。

 JALグループのパイロット約2600人のうち、女性は機長3人と副操縦士20人の計23人。今回は乗務スケジュールの関係で、機長は男性が担当することになり、馬場照久機長と田村明子副操縦士が乗務した。

 客室乗務員は月安弥子さんと中村有玖(ゆく)さん、三浦真子さん、仲宗根愛さん、中村南美さんの5人。三浦さんは大分県別府市、仲宗根さんは大分市の出身で、大分ゆかりの客室乗務員が乗務した。

 出発時に整備記録にサインするライン確認主任者は、JALエンジニアリングの鈴木ジャネット麻理絵整備士