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MRJ今そこにある危機が1位 先週の注目記事18年1月21日-27日

 1月21日から27日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、MRJとライバルであるエンブラエルの開発状況に関する特集記事でした。

新型エンジンで先行していたはずのMRJ。最大手エンブラエルの巻き返しは激しい=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 リージョナルジェット機最大手エンブラエルは22日、次世代機E190-E2の燃費が当初計画よりも1.3%良好で、現行機E190と比べて17.3%改善すると、飛行試験の結果を基にアピール。一方で、三菱航空機が開発を進めるMRJは、開発が難航しています。納期は5度の延期で、当初予定の2013年が2020年半ばとなっています。

 エンブラエルは、昨年暮れにボーイングとの提携交渉を進めていると発表するなど、機体開発だけではなく、強固な販売網やサポート体制を築きつつあります。対する三菱重工業(7011)や三菱航空機の社内からは、危機感の欠如が指摘されています。こうした点をまとめました。

 第2位は、2019年に就航を