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年末年始予約率、国際線は8割超え 中堅各社は前年割れ目立つ

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は12月22日、年末年始の予約状況を発表した。対象期間は12月28日から2018年1月3日までの7日間。

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年比4.3%増の49万1890人で、国内線は1.3%増の226万7508人。提供座席数は国際線が3.4%増の56万4580席で、国内線は1.5%減の285万7159席となった。11社平均の予約率は国際線が0.8ポイント上昇し87.1%、国内線は2.3ポイント上昇し79.4%となっている。

 予約数を見ると、国際線はJALとANAの2社とも前年を上回り、LCC各社は前年超えが目立った。国内線の予約率は、フルサービス航空会社(FSC)のうちスカイマークなど中堅の「新規航空会社」で前年割れが目立っている。

 出発のピークは各社異なるが、下りは12月29日、上りは1月3日となった。

航空各社が発表した年末年始の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

11社全体で予約率が87.1%となった国際線=16年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は国際線が前年比