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タイガーエア台湾、小松-台北18年1月就航 週2往復、小松初のLCC

 台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)系LCCのタイガーエア台湾(TTW/IT)は、2018年1月18日に台北(桃園)-小松線を週2往復で開設する。LCCが小松空港へ就航するのは始めて。

小松に就航するタイガーエア台湾=15年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機材はエアバスA320型機(1クラス180席)で、運航日は木曜と日曜。運航スケジュールは、小松行きIT252便が木曜は台北を午前7時発、日曜は午前10時55分発で、小松着は木曜が午前10時50分、日曜は午後2時45分着。台北行きIT253便は、木曜は小松を午前11時45分発、日曜は午後3時35分発で、台北着は木曜が午後2時20分着、日曜は午後6時10分着となる。

 タイガーエア台湾は、シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのタイガーエア(現スクート)とチャイナエアが2014年4月に設立し、同年9月就航。2016年にチャイナエアが全株式を買い取り、完全子会社化した。A320を10機保有し、台北を拠点にバンコク(ドンムアン)やシンガポールなど14都市へ19路線を運航している。

 日本路線は、2015年4月に台北-成田線を開設。現在は成田のほか、羽田と関西、中部(セントレア)、福岡、函館、仙台、岡山、那覇へ乗り入れており、小松は10番目の就航空港となり、日本路線は14路線になる。台湾側は台北の桃園国際空港のほか、高雄国際空港の発着便がある。

 就航を記念し、11月30日午前10時から12月1日午後11時59分まで、片道6600円(税別)の特別運賃を販売。搭乗期間は1月18日から3月24日までで、18日の小松発初便は座席数限定で片道3877円(税別)の運賃を用意する。

 小松空港の台北便は現在、エバー航空(EVA/BR)がA321(2クラス184席:ビジネス8席、エコノミー176席)で週5往復(月火水金土)運航している。

運航スケジュール(18年1月18日から3月24日)
木曜
IT252 台北(07:00)→小松(10:50)
IT253 小松(11:45)→台北(14:20)

日曜
IT252 台北(10:55)→小松(14:45)
IT253 小松(15:35)→台北(18:10)

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