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エアバス、米投資会社から430機受注へ A320neoなど、LCC 4社導入

 エアバスは現地時間11月15日、米投資会社のインディゴ・パートナーズと、A320neoファミリー430機を追加導入する覚書(MoU)を締結したと発表した。米フロンティア航空(FFT/F9)など、傘下のLCC4社が導入する。カタログ価格で総額495億ドル(約5兆5949億8500万円)相当。

インディゴ・パートナーズ傘下のLCC 4社のA320neo(イメージ、エアバス提供)

 12日から16日まで開催中のドバイ航空ショーで発表した。導入するのはフロンティア航空のほか、チリのジェットスマート(JAT/JA)、メキシコのボラリス(VOI/Y4)、ハンガリーのウィズエアー(WZZ/W6)で、いずれもA320neoとA321neoの2機種を導入する見込み。

 各社の内訳は、フロンティア航空は計134機で、A320neoが100機、A321neoが34機。ジェットスマートは計70機で、A320neoを56機、A321neoを14機導入する。ボラリスの計80機のうちA320neoは46機で、A321neoは34機。ウィズエアーは計146機で、A320neoを72機、A321neoを74機導入する見込み。

 合計すると、発注量はA320neoが274機、A321neoが156機となる。

 インディゴ・パートナーズ傘下の航空会社からは、A320ファミリーを427機受注しており、今回の覚書が確定受注となった場合、合計で857機を受注することになる。

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エアバス・ジャパン [6]

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