航空機内装品大手のジャムコ(7408)の2017年4-9月期(18年3月期第2四半期)連結決算は、純損益が10億3400万円の黒字(前年同期は11億2200万円の赤字)と、2017年3月期通期以来の黒字となった。新規参入した航空機用シート開発は、コスト増などが響いた。2018年3月期通期予想は据え置いた。
—記事の概要—
・17年4-9月期
・18年3月期通期予想
17年4-9月期
4-9月期の売上高は前年同期比5.5%減の380億4300万円、営業損益が19億600万円の黒字(前年同期は2億9300万円の赤字)、経常損益が18億7300万円の黒字(同17億5900万円の赤字)の減収増益。販売費と一般管理費は、保証工事費の減少などで39億3400万円(前年同期比5億100万円減)となった。
営業外損益は、前年同期は急激な円高で為替差損12億9800万円を計上したのに対し、今期は14億3200万円改善して3300万円の損(前年同期は14億6500万円の損)だった。特別損益は、固定資産処分損により2900万円の損(同2400万円の損)となった。
セグメント別では、ギャレー(厨房設備)やラバトリー(化粧室)など