ANAホールディングス（9202）傘下の全日本空輸（ANA/NH）の2017年度上期（4月1日から9月30日まで）利用実績は、国際線旅客数が前年同期比6.3％増の476万1762人、座席供給量を示すASK（有効座席キロ）は8.1％増の318億5218万7000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK（有償旅客キロ）は8.3％増の241億5665万2000旅客キロ、ロードファクター（座席利用率、L/F）は0.1ポイント上昇し75.8％だった。
17年度上期の利用率が国際線75.8％、国内線67.6％だったANA＝17年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
競合の日本航空（JAL/JL、9201）の同期実績は、ASKが256億1960万座席キロ（前年同期比0.5％増）、RPKは207億6688万3000人キロ（1.8％増）で、ASK、RPKともにANAが上回った。
国内線は旅客数が4.9％増の2030万756人、ASKは0.5％減の273億2197万5000座席キロ、RPKは5.0％増の184億6946万4000旅客キロ、利用率は3.5ポイント上昇し67.6％となった。
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国際線上期
国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは