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機体が飛ぶ仕組み、科学で勉強 JAL、11月に小学生向け教育プログラム

 日本航空(JAL/JL、9201)は11月25日、飛行機が飛ぶ仕組みを、科学や数学の視点から学ぶ体験型プログラムを開催する。小学生を対象としたもので、JALのパイロットや整備士による航空力学の授業を展開する。参加無料。

*当日の様子はこちら [1]

小学生向けの体験型プログラムを開催するJAL=15年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 「JAL STEAM SCHOOL」で、科学と技術、工学、数学、アートの5つからカリキュラムを監修。科学では航空力学を、アートでは機体デザインを学ぶ。授業では翼の組立教材とアプリを使用し、飛行機と翼の関係を勉強する。

 小学4年生から6年生の15人程度を対象に開催する、会場は羽田空港のJALメインテナンスセンター1で、JALの特設ページから申し込む。応募者多数の場合は抽選となる。

 JALは2016年11月、子供向けの次世代育成プログラム「空育」をスタート。飛行機や交流、環境・宇宙を通じ、さまざまな未来を考えるプログラムを提供している。第1弾として同年11月14日、満月が通常よりも大きく見える「スーパームーン」を機内から観賞するチャーター便を運航した。今回のSTEAM SCHOOLも、空育の一環で開催する。

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JAL空育 [2]

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