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ソラシドエア、羽田に九州特産品集め「ソラシドマルシェ」 9月開催

 8月1日に就航15周年を迎えたソラシドエア(SNJ/6J)は、九州の特産品を集めた「ソラシドマルシェ in 羽田空港」を、9月9日と10日に羽田空港国内線第2ターミナルで開催する。

就航15周年企画として羽田で九州の特産品を集めた「ソラシドマルシェ」を開くソラシドエア(写真は初代と2代目現行制服を着用した客室乗務員)=17年8月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ソラシドは宮崎空港に本社を置き、1路線目の羽田-宮崎線が2002年8月1日に就航。当時の名称は、スカイネットアジア航空だった。2011年7月1日からは、「空から笑顔の種をまく」をコンセプトとして、「空=ソラ」と「種=シード」を掛けたブランド名「ソラシド エア」を導入し、2015年12月1日に社名も統一した。

 現在は12機のボーイング737-800型機(1クラス174席)で、羽田-宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分線の羽田発着5路線、那覇-宮崎、鹿児島、神戸、中部、石垣線の那覇発着5路線の計10路線を運航している。

 今回のソラシドマルシェは、機体を活用した地域振興プロジェクト「空恋」に関わってきた九州の15自治体が、ソラシドが乗り入れる羽田第2ターミナルの5階イベントスペースに集結。ご当地キャラクターとともに、特産品の販売や観光PRを実施するほか、抽選会や制服試着会などを開く。

 空恋は2012年10月にスタート。機体に九州や沖縄の自治体名を描き、機体を通じて自治体をPRしてきた。運航期間は約1年間で、9月29日に就航する長崎県南島原市をPRする「手延そうめんのまち おいしい南島原号」(737-800、登録番号JA801X)で20機目となる。

 参加予定の自治体は、宮崎県が同県と宮崎市、都城市、綾町、高原町、西米良村、熊本県が天草市と上天草市、苓北町、長崎県が南島原市、鹿児島県が錦江町とさつま町、曽於市、大分県が国東市と杵築市。イベントの開催時間は、両日とも午前9時から午後5時まで。

 今回のイベントは、就航15周年企画の一環。羽田でソラシドマルシェを開くのは、今回が初めてだという。

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