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ピーチ、2000万人突破 就航から5年5カ月 片道2000円セール

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は8月21日、累計搭乗者数が20日で2000万人に達したと発表した。2012年3月の就航から5年5カ月での達成で、国内LCCの2000万人突破は7月8日に達したジェットスター・ジャパン(JJP/GK)に続き、2社目となった。

累計搭乗者数が2000万人を突破したピーチ=17年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ピーチは2012年3月1日に、関西空港を拠点に札幌線と福岡線の2路線でスタート。3機のエアバスA320型機(1クラス180席)で運航を始めた。就航約9カ月後の同年11月29日に搭乗者数が100万人に達し、500万人は2014年4月28日、1000万人は2015年8月6日に突破した。

 2000万人突破は、20日の香港発関西行きMM64便。乗客180人(幼児1人含む)を乗せて香港を午後0時32分(定刻は同30分)に出発し、午後5時10分(定刻は同15分)に到着した。

 ピーチでは2000万人達成を記念し、対象路線が片道2000円となるセールを23日午後11時59分まで実施している。

 現在は19機のA320で、国際線13路線と国内線12路線の計25線を運航。2016年11月に後継機となるA320neoを10機発注し、アジアでの路線網拡大を狙う。また、今年9月24日に仙台空港を、2018年度中に新千歳空港を拠点化し、国内外路線を強化する。

 9月24日には、札幌(新千歳)-仙台、福岡、台北(桃園)の3路線を開設し、翌25日からは仙台-台北線を就航させる。

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ピーチ・アビエーション
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