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お盆のLCC国内利用率、前年やや下回る 航空各社の利用実績

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は8月21日、お盆期間(10日から20日まで、11日間)の利用実績を発表した。国際線のロードファクター(座席利用率、L/F)はLCCを含め、各社前年を上回った。国内線は、フルサービス航空会社(FSC)が前年をおおむね上回った。LCCでは90%台が多かったものの、下回るところも目立った。

 11社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年比7.4%増の78万6674人で、国内線は5.0%増の408万8064人。提供座席数は国際線が5.7%増の86万1658席で、国内線は2.4%増の473万1849席となった。11社平均のL/Fは国際線が1.5ポイント上昇し91.3%、国内線は2.2ポイント上昇し86.4%となった。

 出発のピークは各社異なるが、下りは8月11日、上りは20日が多かった。

航空各社が発表したお盆の利用実績(各社資料からAviation Wire作成)

ANA

国際線に注力したLCC各社=16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの旅客数は国際線が前年比