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お盆予約率、国際線は8割超え LCC予約数、大幅増

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は8月3日、お盆期間の予約状況を発表した。対象期間は8月10日から20日までの11日間。

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年比7.1%増の74万6817人で、国内線は7.9%増の362万6494人。提供座席数は国際線が5.6%増の86万25席で、国内線は2.1%増の471万4131席となった。11社平均の予約率は国際線が1.2ポイント上昇し86.8%、国内線は4.2ポイント上昇し76.9%となっている。

 予約数を見ると、国際線はJALとANAの2社とも前年を上回ったが、JALは微増に留まった。LCC各社は2016年に国際線の新規就航が相次ぎ、前年超えが目立った。国内線はフルサービス航空会社(FSC)、LCCともに、おおむね前年を上回っている。

 出発のピークは各社異なるが、下りは8月11日、上りは20日となった。

航空各社が発表したお盆の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

11社全体で予約率が86.8%となった国際線=16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は国際線が前年比