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北朝鮮ミサイル対応、全日空の一部便で経路変更 日航は影響なし

 全日本空輸(ANA、9202)は12月6日、北朝鮮が10日から22日にかけて発射を予告しているミサイル(自称・地球観測衛星「光明星3号」)への対応について、一部便の飛行経路を変更すると発表した。運航ダイヤは通常通りで変更はない。

ANAが発表した迂回ルートのイメージ図(同社資料から)

 経路変更を行う便は、成田発シンガポール行きNH111便、成田発ジャカルタ行きNH937便、シンガポール発成田行きNH112便とNH902便、マニラ発成田行きNH950便の計5便。

 日本航空(JAL、9201)はミサイル発射が予告されている日本時間午前7時から午後0時にかけては、落下予想区域を通過する便はないため影響はなく、経路変更を行う便もないとしている。

 両社では今後も関係機関と連携し、必要な対応を行うという。

飛行経路を変更するANA便(ダイヤは通常通り)
NH111便 成田発(10:40)→シンガポール行き(17:30)
NH937便 成田発(10:00)→ジャカルタ行き(15:40)
NH112便 シンガポール発(08:30)→成田行き(16:20)
NH902便 シンガポール発(00:55)→成田行き(08:35)
NH950便 マニラ発(09:45)→成田行き(14:55)

関連リンク
全日本空輸 [1]
日本航空 [2]

北朝鮮ミサイル発射予告で国交省、航空各社に注意喚起 [3]