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ANAのCA、上級クラスの日本酒選定 珍味選びも

 全日本空輸(ANA/NH)は、国際線ファーストクラスなど上級クラスの機内や空港ラウンジで提供する日本酒の選定会を、ANAグループで機内食を手掛けるANAケータリングサービス(ANAC)川崎工場で開いた。

候補となった日本酒の香りを確認するANAのスタッフと客室乗務員ら=17年5月26日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

 機内食のプロデュースチーム「ザ・コノシュアーズ」のメンバーで、日本酒評論家の太田和彦さんやANACの和食担当のシェフ、客室乗務員などがテイスティング。複数の候補銘柄をブラインド方式で試飲して選んだ。

 5月26日に開かれた選定会で候補となった日本酒は、国際線と国内線のマイレージサービス最上級会員向け「ANAスイートラウンジ」で提供するものが10銘柄、国際線ファーストクラス専用が8銘柄、ファーストとビジネス兼用が11銘柄など。短距離国際線ビジネスクラスや、国内線プレミアムクラスで提供するものも選定された。

 また、「たこの利休和え」や「黒ミル貝このわた和え」など、ファーストクラスで提供する珍味の選定も行われた。

 銘柄は選定会の人気上位の中から、蔵元や都道府県が偏らないように調整し、6月に選出。2018年3月から、1年間提供する。

*写真は14枚。

候補となった日本酒の香りを確認するANAの客室乗務員=17年5月26日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

候補となった日本酒を選定するANAのスタッフ=17年5月26日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire