ジャムコ（7408）は4月4日、ボーイング787型機向けシートを2種類発表した。ビジネスクラスなど上級クラスでの採用を見込む。
ジャムコの787上級クラス向けシート「Venture」（同社提供）
独ハンブルクで4日から6日まで開催される「エアクラフト・インテリアズ・エキスポ2017」に、新シート「Journey-B」と「Venture」を初出展。787の客室仕様「ボーイング・スカイ・インテリア」に調和させ、美しさや使い心地、人間工学的デザインを合わせ持つという。
ジャムコは、787向けにギャレー（厨房設備）、ラバトリー（化粧室）、コックピットの内装パネル、収納ボックス、コックピットドアと周辺隔壁をグループでボーイングに供給している。
すでにエアバスA350 XWB向けにもビジネスクラス用シートを開発しており、採用を決めた航空会社もある。
ジャムコの787上級クラス向けシート「Journey-B」（同社提供）
関連リンク
ジャムコ [1]
・ビジネスクラスは天井広々 特集・シンガポール航空A350-900の機内 [2]（17年2月11日）
・ジャムコ、FAAからシート試験設備の認定取得 [3]（17年1月24日）
・ジャムコ、ファーストとビジネス新シート「Space X」 コスト削減と整備性向上狙う [4]（16年8月3日）