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JAL、ひなまつりフライト9回目は羽田-宮崎 女性が全運航業務担う

 日本航空(JAL/JL、9201)はひな祭りの3月3日、機長を含む全運航業務を女性が担当する「ひなまつりフライト」を、羽田発宮崎行きJL689便(ボーイング737-800型機、登録番号JA339J)で行った。2009年にスタートした毎年恒例のイベントで、今回で9回目を迎えた。

羽田を出発する宮崎行きJL689便を見送るひなまつりフライトのスタッフ=17年3月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田の10番搭乗口前では、客室乗務員やグランドスタッフ、整備士らがひなあられと手書きメッセージカードを乗客に配布し、搭乗後はイベントを企画したメンバーが中心となり、横断幕で見送った。

 今回のフライトでは、機長と副操縦士、客室乗務員、グランドスタッフ、ラウンジ、整備士、機内食搭載、給油、オペレーションと、運航にかかわる全職種を女性スタッフ約20人が担当。また、整備記録に出発時のサインをする整備士の社内資格「ライン確認主任者」も、昨年に続いて女性の有資格者が務めた。

 JALグループのパイロット約2500人のうち、女性は17人。今回は藤明里(あり)機長と田村明子副操縦士が担当した。

 客室乗務員は先任客室乗務員の永嶋晶子さん、籔本早起子さん、辻加奈子さん、豊増理沙さん