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大韓航空、787-9初号機受領 年内に長距離国際線

 ボーイングは現地時間2月22日、大韓航空(KAL/KE)に787-9型機の同社向け初号機(登録番号HL8081)を、米サウスカロライナ州のノースチャールストン工場で引き渡したと発表した。

大韓航空の787-9初号機=17年2月 PHOTO: Jim Anderson/Boeing

 大韓航空は787-8を1機、787-9を10機発注済みで、エンジンはいずれも米GE製GEnxを選定。787-9は初号機を含む5機を年内に受領し、2019年までに残り5機が引き渡される見通し。ボーイングの納入実績によると、787-8は2015年3月に引き渡されている。

 787-9の初号機は、慣熟のためソウル(金浦)-済州島間を1カ月間飛ばし、年内にトロントやマドリード、チューリッヒへの長距離国際線に投入を予定している。

 座席数は269席で、ファースト6席、ビジネス18席、エコノミー245席の3クラス構成となる。

関連リンク
大韓航空 [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]

ボーイング、大韓航空から747-8など12機受注 787も追加 [4](13年10月25日)