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ハワイアン航空、羽田－コナ就航　深夜便で週3往復

Posted By Tadayuki YOSHIKAWA On 2016年12月22日 @ 08:50 JST In エアバス,エアライン,機体,空港 | Comments Disabled

　ハワイアン航空（HAL/HA）は12月21日夜、羽田－コナ線を深夜便で開設した。週3往復で、残り週4往復はホノルルから乗り入れる。羽田からコナへの直行便就航は初めて。

羽田−コナ線の就航記念式典でフラダンスを披露するハワイアン航空のダンサー＝16年12月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　コナ便は現地発を火曜と木曜、土曜に、羽田発を水曜と金曜、日曜に運航。羽田行きHA851便はコナを午後5時5分に出発し、翌日午後10時5分に到着。折り返しのコナ行きHA852便は羽田を午後11時55分に出発し、午後0時15分に到着する。

　ホノルル便は12月21日から、週4往復を設定。ホノルル発を月曜と水曜、金曜、日曜に、羽田発を月曜と火曜、木曜、土曜に運航する。羽田行きHA855便はホノルルを午後5時30分に出発し、翌日午後10時5分に到着。折り返しのホノルル行きHA856便は羽田を午後11時55分に出発し、午前11時55分に到着する。

　機材はエアバスA330-200型機（294席：ビジネス18席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー236席）を使用する。

結びをほどくことで安全を祈る羽田−コナ線のハワイ式安全祈願祭＝16年12月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　コナはハワイ諸島最大のハワイ島の都市で、ホノルル（オアフ島）の南東約260キロ。コーヒーの生産地としても有名で、コナコーヒーはハワイ土産の定番としても親しまれている。

　日本からコナへの直行便は、1996年から2010年まで日本航空（JAL/JL、9201）が成田から乗り入れていた。ハワイアン航空の就航により、日本からの直行便は6年ぶりとなる。

　来日したテオ・パナジオトゥリアス上席副社長は、「ハワイアン航空がオアフ島以外に国際線を直行便で就航させるのは、今回が初めて。ハワイ島はオアフ島に次ぐ日本人に人気の島。真のハワイアン・ホスピタリティを提供したい」と抱負を語った。

　コナ行き初便の出発前には、ハワイアン航空の「セレネーダーズ」のミュージシャンとダンサーが、ハワイアン音楽とダンスを搭乗口前で披露。「カフ」（ハワイ古代宗教の司祭）によるハワイ式安全祈願が行われた。コナ行き初便は定刻の21日午後11時55分、約280人の乗客を乗せて羽田を出発した。

　ハワイアン航空の日本路線は、このほかにホノルル－羽田線、成田線、関西線、札幌線があり、コナ線は5路線目。機材はボーイング767-300ER型機で運航する札幌線を除き、A330-200を使用している。

　7月22日に就航した成田線は、12月からビジネスクラスにフルフラットシートを採用したA330-200の新仕様機（278席：ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席）を投入。2017年に全23機の改修を終え、2017年夏までには、A330で運航する日本路線はすべて新仕様機に置き換える。

運航スケジュール
コナ－羽田
HA851 コナ（17:05）→羽田（翌日22:05）運航日：火木土
HA852 羽田（23:55）→コナ（12:15）運航日：水金日

ホノルル－羽田
HA855 ホノルル（17:30）→羽田（翌日22:05）運航日：月水金日
HA856 羽田（23:55）→ホノルル（11:55）運航日：月火木土