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ANA、燃油サーチャージ再設定へ 17年2月から、10カ月ぶり

 全日本空輸(ANA/NH)は12月19日、国際線利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、2017年2月発券分から再設定すると発表した。燃油価格の上昇と円安によるもので、今年3月以来、10カ月ぶりの設定となる。

10カ月ぶりに燃油サーチャージを再設定するANA=16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2月1日から3月31日発券分が対象となる。ひとり1区間片道あたりの燃油サーチャージは、日本から欧州やハワイを除く北米、中東、オセアニアは3500円、ハワイやインド、インドネシアが2000円などとなっている。

 燃油サーチャージを見直す基準となるシンガポールケロシンの市況価格2カ月平均は、直近の10月から11月までで1バレルあたり