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年末年始予約率、国際線は8割超え 国内はLCCで差

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は12月16日、年末年始の予約状況を発表した。対象期間は12月22日から2017年1月3日までの13日間。

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年比10.3%増の84万813人で、国内線は11.2%増の363万4262人。提供座席数は国際線が8.0%増の100万4052席で、国内線は1.4%増の526万1199席となった。11社平均の予約率は国際線が1.7ポイント上昇し83.7%、国内線は6.1ポイント上昇し69.1%となっている。

 予約数を見ると、国際線はJALが微減となったものの、ANAなどは前年を大きく上回っている。LCC各社は2016年に国際線の新規就航が相次ぎ、各社前年を上回った。国内線はフルサービス航空会社(FSC)では前年を上回っているが、LCCでは下回っているところも目立った。

 出発のピークは各社異なるが、下りは12月29日、上りは1月3日となった。

航空各社が発表した年末年始の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

11社全体で予約率83.7%となった国際線=16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は国際線が前年比