ANAホールディングス（9202）傘下の全日本空輸（ANA/NH）が11月30日に発表した2016年10月の利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比10.7％増の74万1176人、座席供給量を示すASK（有効座席キロ）は7.6％増の50億7198万1000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK（有償旅客キロ）は9.4％増の37億5772万1000旅客キロ、ロードファクター（座席利用率、L/F）は1.3ポイント上昇し74.1％だった。
一方、国内線は旅客数が前年同月比0.3％減の357万314人、ASKは0.6％減の46億4646万4000座席キロ、RPKは0.2％増の32億4209万5000旅客キロ、搭乗率は0.6ポイント上昇し69.8％となった。
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国際線
10月の利用率が国際線74.1％、国内線69.8％だったANA＝16年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは欧州方面の