- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

IATAの16年9月旅客実績、全世界の利用率81.1% 国内線米国84.7%、日本72.9%

 IATA(国際航空運送協会)の2016年9月世界旅客輸送実績は、国際線と国内線の合計で、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は対前年同月比7.0%増加、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は6.6%増加した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.4ポイント上昇し81.1%だった。

16年9月の世界旅客輸送実績(IATAの資料からAviation Wire作成)

16年9月の国際線と国内線合計の利用率は81.1%=16年1月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 調査対象は日本を含むアジア太平洋と、欧州、北米、中東、中南米、アフリカの各地域。国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域はRPKが10.2%、ASKが8.3%それぞれ増加。L/Fは1.6ポイント上昇の79.6%だった。

 L/Fは中東のみ前年を下回った。欧州は