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「どの航空会社にもない」エア・ドゥ、サロペット制服復刻で北海道らしさ 20周年イベント

 1990年代の規制緩和で誕生した「新規航空会社」と呼ばれる中堅航空会社。現在4社あるうち、11月に2社が創立20周年を迎えた。スカイマーク(SKY/BC)とエア・ドゥ(ADO/HD)だ。

 このうち、エア・ドゥは北海道札幌市に本社を置き、ボーイング737-700型機(1クラス144席)を9機、767-300ER(286席と289席)を2機、767-300(1クラス289席)を2機の計14機を運航。路線数は12路線で、羽田発着が札幌と旭川、女満別、釧路、帯広、函館の6路線、札幌発着が仙台と中部(セントレア)、神戸、岡山、広島の5路線、函館-中部線となっている。

エア・ドゥの初代から現行3代目までの歴代制服を着用した(左から)梅澤さん、那須さん、中村さん=16年11月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

どの航空会社にもないもの

エア・ドゥの初代制服を着用してマスコット「ベア・ドゥ」を先導する梅澤さん=16年11月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1996年11月14日の創立から20周年を迎えたエア・ドゥ。14日は客室乗務員の初代制服であるサロペットを復刻したフライトを実施し、前日の13日は新千歳空港で記念イベントを開いた。

 イベントでは、客室乗務員が初代のサロペット制服をはじめとする、歴代制服を着用して登場。また、北海道札幌国際情報高校の吹奏楽部員が踊りながら演奏する「ダンプレ」を披露した。会場では機内販売品のセール販売コーナーなどが設けられ、

 初代の制服はサロペットとスニーカーで、1998年