成田空港、16年4-9月期純利益5.6％減　爆買い沈静化、夏目社長「真の実力試される」

　成田国際空港会社（NAA）の2016年4-9月期連結決算は、純利益が前年同期比5.6％減の145億9000万円だった。爆買いの沈静化により、物販・飲食収入やテナントからの構内営業料収入が落ち込んだ。

—記事の概要—
・16年4-9月期
・17年3月期通期予想
・LCCは100万都市に照準

16年4-9月期

　売上高は前年同期比3.8％減の1085億9300万円、営業利益が8.4％減の235億9500万円、経常利益が10.2％減の212億4600万円と減収減益だった。

　また、国際線と国内線を合せた総発着回数は前年同期比4.4％増の12万3000回、総旅客数は3.2％増の1993万人、国際航空貨物量は4.8％増の105万トン、給油量は0.7％増の231万キロリットルとなった。

　このうち、発着回数は国際線が