- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ANAの16年度上期、国際線利用率75.7% 国内線64.1% 欧州客減続く

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2016年度上期(4月1日から9月30日まで)利用実績は、国際線旅客数が前年同期比10.3%増の447万9981人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は11.9%増の294億5853万1000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は11.6%増の223億918万4000旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.2ポイント低下し75.7%だった。

 競合の日本航空(JAL/JL、9201)の同期実績は、ASKが255億86万9000座席キロ(前年同期比0.8%増)、RPKは204億560万6000人キロ(0.1%増)で、ASK、RPKともにANAが上回った。

 国内線は旅客数が0.4%減の1935万9748人、ASKは1.0%減の274億6732万2000座席キロ、RPKは0.1%増の175億9550万旅客キロ、利用率は0.8ポイント上昇し64.1%となった。

—記事の概要—
国際線上期
国内線上期
利用実績9月
国際線9月
国内線9月
運航状況9月

国際線上期

16年度上期の利用率が国際線75.7%、国内線64.1%だったANA=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは北米方面/ホノルルの