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JALの16年度上期、国際線利用率80.0% 国内線68.0% 中国客3.1%増、訪日に一服感

 日本航空(JAL/JL、9201)は10月24日、2016年度上期(4月1日から9月30日まで)と9月単月の利用実績を発表した。上期の国際線旅客数は前年同期比1.6%減の421万3414人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は0.8%増の255億86万9000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は0.1%増の204億560万6000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.5ポイント低下し80.0%だった。

 上期の国内線は、旅客数が0.3%増の1613万936人、ASKは2.1%減の178億8484万8000座席キロ、RPKは0.4%減の121億5466万2000人キロ、L/Fは1.2ポイント上昇の68.0%となった。

—記事の概要—
国際線上期
国内線上期
利用実績9月
国際線9月
国内線9月
運航状況9月

国際線上期

16年度上期の利用率が国際線80.0%、国内線68.0%だったJAL=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 方面別は、前年までの太平洋路線からハワイ線を抜いた米大陸線、欧州線、東南アジア線、オセアニア線、前年までのハワイとグアムを合算したハワイ・グアム線、韓国線、中国線の7方面に分類した。

 国際線でL/Fが最も高かった方面はハワイ・グアム線の