キャセイパシフィック航空（CPA/CX）は、香港と豪クイーンズランド州南部のブリスベン・ウェスト・ウエルキャンプ空港を結ぶ貨物便を、11月21日から週1便で開設する。機材はボーイング747-8F型機を使用する。
キャセイパシフィック航空の747-8F＝16年7月 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire
経路は香港－シドニー－メルボルン－ブリスベン・ウェスト・ウエルキャンプ－香港で、毎週月曜日に運航。ブリスベン・ウェスト・ウエルキャンプ空港に就航する初の国際貨物専用便となる。
豪州からの生鮮品や、ブリスベンと周辺地域の鉱業や製造業が必要とする産業機械類の輸送を見込む。クイーンズランド州南部と周辺地域から、アジアや欧州、北米への輸送需要増加に応えるもので、キャセイはオセアニア方面への貨物ネットワークを拡大する。
関連リンク
キャセイパシフィック航空 [1]
写真特集・さよならキャセイ747-400
第1回メインデッキ編 階段の照明はグラデーション [2]（16年10月7日）
第2回アッパーデッキ編 2階席へカート運ぶエレベーター [3]（16年10月10日）
最終便当日の記事
・キャセイパシフィック航空、羽田からジャンボ最終便出発 747-400退役 [4]（16年10月1日）