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JAL、16年12-17年1月もサーチャージなし 10カ月連続

 日本航空(JAL/JL、9201)は、国際線利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、12月1日から2017年1月31日発券分も適用しない。燃油サーチャージを適用しないのは、10カ月連続となる。

10カ月連続で燃油サーチャージを設定しないJAL=16年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 燃油サーチャージを見直す基準となるシンガポールケロシンの市況価格2カ月平均は、直近の8月から9月までで1バレルあたり54.24米ドル。同期間の為替平均は101.64円で、円換算したシンガポールケロシンの市況価格は5513円だった。

 燃油サーチャージを設定していた2016年2月1日から3月31日発券分の場合、ひとり1区間片道あたりで、日本から欧州や北米(ハワイ除く)、中東、オセアニアは7000円、ハワイとインド、スリランカ、インドネシアへは4000円、タイとシンガポール、マレーシアは3000円、グアムとフィリピン、パラオ、ベトナムは2000円、中国と台湾、香港は1500円、韓国と極東ロシアは300円を設定していた。

関連リンク
日本航空 [1]

JAL、16年10-11月もサーチャージなし 8カ月連続 [2](16年8月9日)