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フィンエアー、成田線にA350投入 17年6月から

 フィンエアー(FIN/AY)は10月11日、ヘルシンキ-成田線にエアバスA350-900型機を導入すると発表した。夏ダイヤ期間の2017年6月5日から10月27日まで増便する週4往復を、A350で運航する。

17年6月から成田へ就航するフィンエアーのA350-900初号機=15年9月 PHOTO: F. Lancelot, Master Films/Airbus

 フィンエアーは2015年10月に初号機(登録番号OH-LWA)を受領。座席数は297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の3クラス構成となっている。

 A350-900は19機発注済みで、現在6機を受領済み。2017年は4機引き渡され、2023年末までに全機が揃う。

 現在ヘルシンキ-成田線はA330-300型機で運航しており、A350正式就航前の10月13日と14日に機材変更で投入される予定。フィンエアーのA350としては、成田が日本初飛来となる。

 同路線は、現在週7往復(1日1往復)。2017年6月5日からは、週4往復の増便分にA350を投入し、既存の週7往復はA330で運航する。増便分のスケジュールは確定後に発表する。

 夏ダイヤでは、フィンエアーの日本路線は成田のほか関西空港、中部(セントレア)、福岡発着便を合わせて週35往復運航。ヘルシンキ-成田線は、共同事業を展開している日本航空(JAL/JL、9201)の運航便を合せると、週18往復となる。

 また、ヘルシンキ-香港線にも、6月6日から10月28日までA350を投入し、週3往復増便。既存の週7往復と合わせて、週10往復となる。

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フィンエアー [1]

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