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カタール航空、787-9を30機発注 777-300ERも10機、737 MAX 8大量導入へ

 ボーイングは現地時間10月7日、カタール航空(QTR/QR)が787-9を30機、777-300ERを10機発注したと発表した。カタログ価格で総額117億ドル(約1兆1700億円)相当。また、最大60機の737 MAX 8購入へ向けて基本合意(LOI)に至った。

カタール航空が発注した787-9(中央)と777-300ER(右)、導入予定の737 MAX 8(ボーイング提供)

 今回の契約のうち、787-9は新規、777-300ERは追加発注。カタール航空は現在、84機のボーイング機を運航しており、内訳は777-200LRが9機、777-300ERが34機、777F貨物機が11機、787-8が30機で、このほかに5機の777Fが受領待ち。また、777の後継機777Xも60機発注している。787-8は米GE製GEnxを選定している。

 787を中東で初めて運航したのがカタール航空で、777Xは中東のローンチカスタマーとなった。

 また、同社では初めて737シリーズを導入する見込みで、最大60機にのぼる737 MAX 8の総額は69億ドル(約6900億円)相当となる。

カタール航空の787-9のイメージイラスト(ボーイング提供)

カタール航空の787-9のイメージイラスト(ボーイング提供)

カタール航空の777-300ERのイメージイラスト(ボーイング提供)

カタール航空の737 MAX 8のイメージイラスト(ボーイング提供)

関連リンク
カタール航空 [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]

ボーイング、16年7-9月期納入188機、受注150機 787-9は27機納入 [4](16年10月7日)