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DJI、4K撮れるドローン「自撮り棒は時代遅れ」

 ドローンを企画・製造するDJI(本社:中国・深セン)は、パーソナル型ドローン「Mavic Pro」を10月に発売する。ペットボトルと同等サイズのコンパクト設計が特徴で、SNS投稿ツールなど、若年層の利用を見込む。

デモ飛行を披露するMavic Pro=16年9月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

「自撮り棒は時代遅れ」と話す呉社長=16年9月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 Mavic Proは重さ743グラム。アームとプロペラは折りたたみ式で、機体に収納する。折りたたむと500ミリリットルのペットボトルに近いサイズになる。

 4K動画を撮影できる1200万画素のカメラを搭載し、最大時速は64.8キロ、飛行時間は27分。最大4キロ離れていても通信できる。リモコンのほか、スマートフォンでも操作できる。

 また、自分自身を撮影する「セルフィー機能」も搭載。指で四角形を作り、画角を決めるようなポーズをカメラに向けると、3秒後に撮影を開始する。同社の日本法人、DJI JAPANの呉稲(ご・とう)社長は「自撮り棒は時代遅れ」と話した。

 価格は税込み11万9800円。予備のバッテリーやプロペラなど、アクセサリー類が付属するセットも販売する。10月中旬からは深センと香港、ソウルのDJI店舗で、11月からはアップルストアでも販売を開始する。

 DJIは2006年創業。ドローンをはじめとするマルチコプターを企画・製造している。本社は深センで、中国国内や日本のほか、米国とドイツ、オランダ、韓国を拠点としている。同社によると、民生品ドローンの世界シェア7割を占めているという。

Mavic Proのコントローラー=16年9月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

閉じた状態のMavic Pro=16年9月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

アームとプロペラを広げたMavic Pro=16年9月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

Mavic Proの携帯性をアピールするモデル=16年9月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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DJI [1]