エアバス, エアライン, 機体 — 2016年4月12日 08:06 JST

TAPポルトガル航空、48機のシート更新へ A330とA320

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 エアバスは、TAPポルトガル航空(TAP/TP)が運航するA330型機とA320ファミリーについて、新シートの更新で合意したと現地時間4月6日に発表した。計48機が対象で、2017年末までに改修を終了する。

新シートを導入するTAPポルトガル航空=16年1月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 対象となるのはA320ファミリーが計41機とA330-200が7機。A320向けは2016年7-9月期(第3四半期)から、A330向けは2017年1-3月機(第1四半期)から開始し、A320はシートを更新する。A330は機内エンターテインメントシステム(IFE)を搭載したビジネスクラスシートに更新する。

 TAPはすべてエアバス機で運航しており、2016年2月末現在、61機を保有。内訳はA319が21機、A320が19機、A321が3機、A330-200が14機、A340-300が4機となっている。後継機としてA320neoを15機、A321neoを24機、A330-900neoを14機発注している。

 このうちA330-900neoは、2017年末をめどに受領予定。同機を受領する最初の航空会社となる。

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