エアライン, 空港 — 2016年3月17日 22:25 JST

KLMオランダ航空社長、羽田の貨物施設「十分と言えない」

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 KLMオランダ航空(KLM/KL)のピーター・エルバース社長兼CEO(最高経営責任者)は3月17日、羽田空港への就航を検討していく上で、KLMでは航空貨物施設の充実が課題になるとの考えを示した。

KLMのエルバース社長=3月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 来日中のエルバース社長は、成田について「国際線はこれまで成田発着と決まっていたこともあり、貨物も含めてインフラが整備されている」と評価。KLMはアムステルダム-成田線に、機体後方が貨物室のボーイング747-400コンビ(貨客混載型)を投入している。

 一方、羽田は「施設整備が進みつつあるが、貨物施設は必ずしも十分とは言えない」と現状を指摘した。

 羽田就航の可能性については、「貨物施設の整備が進み、発着枠が十分確保できるようになれば精査したい」と述べるに留めた。

 KLMは3月27日からの夏ダイヤで、アムステルダム-成田線を最大週8往復、関西線を週7往復(1日1往復)の、合計週15往復を運航している。2013年4月3日に就航した福岡線は、今年1月4日で撤退している。

 使用機材は、成田線が747-400コンビと777-200ER、関西線は777-200ERと3月3日就航の787-9の3機種。関西線の787-9は、現在の週3往復を9月以降は週5往復に増やす。

 座席数は、機体後方が貨物室の747-400コンビが268席(ビジネス35席、エコノミーコンフォート36席、エコノミー197席)、777-200ERが316席(ビジネス34席、エコノミーコンフォート40席、エコノミー282席)、787-9が294席(ビジネス30席、エコノミーコンフォート48席、エコノミー216席)となっている。

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