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エア・ドゥ、737-500退役 定期便最終は女満別線

 エア・ドゥ(ADO/HD)のボーイング737-500型機が1月9日、最後の定期便運用を終えた。最終便まで残った1機(登録番号JA8595)は12日まで予備機扱いで、機材変更が生じなければ9日の運航で全機退役となる。

エア・ドゥの737-500で最後まで残ったJA8595=15年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1月まで残った機体は、登録番号JA300KとJA8595の2機。座席数は126席だった。JA300Kは今月4日に退役済みで、JA8595が最後の1機となった。

 後継となるのは2機の737-700で、ANAホールディングス(9202)からのリース機。8号機を昨年12月に受領済みで、9号機を今月導入する。9機の737-700が揃うことで、2012年10月から進めてきた737の更新は完了する。

 737-500の最終定期便は、羽田発女満別行きHD77便と折り返しの羽田行きHD78便。女満別行きは羽田を定刻午前11時15分に出発し、女満別には5分早着となる午後0時55分に到着した。折り返しの羽田行きは定刻より1分早発の午後1時39分に女満別を出発し、羽田には5分早着の午後3時35分に戻った。

14年3月に退役したベア・ドゥ号=14年3月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エア・ドゥによると、今回は12日までの間に予備機として運航する可能性が残っていることから、最終便の式典は実施しなかったという。

 同社では737-500のうち、2機を特別塗装機として