エアライン, 機体 — 2015年10月8日 08:50 JST

ガルーダ・インドネシア航空、ジャカルタに新格納庫 MRO事業も

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 ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)と子会社のガルーダ・メンテナンス・ファシリティ(GMF)は、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港内の新格納庫「ハンガー4」を現地時間9月28日に公開した。インドネシア国内最大の航空機整備施設で、自社機の整備のみならずMRO(整備・修理・分解点検)事業にも対応する。

ガルーダ・インドネシア航空が開設したハンガー4(同社提供)

 ガルーダの保有機材は、2015年6月時点で180機。子会社のLCC、シティリンク(CTV/QG)の機材を含めて2020年までに241機に増やす計画で、ハンガー4はボーイング737 MAX 8など増加する単通路機の駐機や整備に利用する。

 ハンガー4は、6万4000平方メートルの整備区域と、1万7600平方メートルの2階建てのオフィスエリアで構成。一度に16機の単路機を駐機でき、重整備や内装変更、塗装などの大掛かりな整備作業から、軽微なものまで対応できる。2018年には、16機分すべてのスポット(駐機場)が使用される見込み。

 設計は環境に配慮し、自然光を最大限に取り込む屋根や熱線吸収ガラス壁を設け、メタルハライドランプなどを採用することで省電力化した。インドネシア国内の雇用創出のため、GMFは3年以内に最大400人以上の人員拡充を計画している。

 ガルーダはハンガー4の開設により、アジア太平洋地域で拡大が見込まれるMRO市場で需要の取り込みを強化する。

ガルーダ・インドネシア航空が開設したハンガー4(同社提供)

ガルーダ・インドネシア航空が開設したハンガー4(同社提供)

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ガルーダ・インドネシア航空
GMF AeroAsia

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