エアライン, 官公庁 — 2015年7月16日 16:30 JST

JAL、ふるさと割旅行商品対象拡大 第2弾は帯広

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、国の交付金事業「ふるさと割」を利用するダイナミックパッケージの対象地域を拡大している。7月1日からは岡山県との提携を開始。第2弾として北海道帯広市とも提携し、7月13日から旅行商品の販売を開始した。8月には鹿児島、宮崎両県とも開始し、順次対象地域を拡大していく。

ふるさと割の対象自治体を拡大するJAL(「JAL旅プラスなび」から)

 ふるさと割を利用したダイナミックパッケージは、同社の旅行提案サイト「JAL旅プラスなび」で展開。電子クーポンを発行し、自治体ごとに割り引いた金額で提供する。帯広市への旅行商品は、7月14日から2016年2月29日までの出発分を対象とする。

 JALの羽田-帯広線は7月20日、運航開始から50年を迎える。8月2日から31日まで、中部-帯広線を運航する。

 ふるさと割は、通常価格より一定額を割り引いた旅行商品を作ることで、地方への観光客増加を目的とした国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」事業の共通呼称。

 JALは5月19日、ダイナミックパッケージのウェブサイトをリニューアル。各画面をタブレット端末でも操作しやすいよう、ゆとりのあるデザインを採用し、予約受付期間も延長した。

 ダイナミックパッケージとは、航空券やホテル、レンタカーなどのオプションを、利用者がカスタマイズできるツアー。一般的なツアーよりも多様な選択肢で、初心者だけでなく旅慣れた利用者からも人気が高い。

関連リンク
JAL旅プラスなび

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