国土交通省航空局(JCAB)は6月1日、日本航空(JAL/JL、9201)や全日本空輸(ANA/NH)、LCC(低コスト航空会社)4社など、特定本邦航空運送事業者11社に関する「航空輸送サービスに係る情報公開」の2015年1-3月期分を公表した。ANAが定時運航率で高い数値を記録。14年10-12月期に1位だった春秋航空日本(SJO/IJ)を僅差で上回った。
11社全体の定時運航率は前年同期と比べ1.45ポイント上昇の91.26%、遅延率は1.45ポイント減少し8.74%、欠航率は0.12ポイント上昇し2.04%だった。
遅延理由では、機材繰りによるものが、欠航理由は天候によるものが目立った。
定時運航率はANAが94.35%で1位、これにSJOが93.66%、JALが93.35%で続いた。もっとも値が低かったのは、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)の76.59%。以下、スカイマーク(SKY/BC)の81.51%、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の81.78%と続いた。
遅延率はAPJが23.41%でワースト1位。遅延理由は