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JAL、米国発便でこだわりの機内食

 日本航空(JAL/JL、9201)は3月1日から、国際線機内食で春メニューを導入する。米国発便では、JALの機内食開発を手掛ける「コーポレートシェフ」内山直樹シェフ監修の料理を、路線を拡大して提供する。

ファーストで提供する「USプライムビーフフィレ肉のステーキ黒トリュフのソース」(JAL提供)

 内山シェフ監修のメニューは、2014年9月からニューヨーク発路線に導入。3月からはシカゴ発とロサンゼルス発にも対象路線とする。ファーストとビジネスで提供するもので、ファーストでは「USプライムビーフフィレ肉のステーキ黒トリュフのソース」を、ビジネスでは「チリアンシーバスのソテーとリコッタチーズのニョッキ グリーンピースソース」を提供する。

 対象路線はニューヨーク発成田行きJL3便とJL5便、シカゴ発成田行きJL9便、ロサンゼルス発成田行きJL61便と関西行きJL69便。

 内山シェフは、サンフランシスコやロサンゼルス、ニューヨークの一流店で料理長を歴任。その経験を生かして現在はJALロイヤルケータリングに在籍し、食材調達に加えて現地の機内食工場にも調理指導を行い、味のレベルを保つようにしている。

 深夜発便のビジネスクラスでは、北欧のスムージー「froosh(フルーシュ)」を用意。砂糖や保存料など使用してないすっきりした飲み口で人気の高い製品で、朝を迎えたころの時間帯に提供する。

 対象路線は羽田発サンフランシスコ行きJL2便、ホノルル行きJL80便、シンガポール行きJL35便、ホーチミン行きJL79便、バンコク行きJL33便、サンフランシスコ発羽田行きJL1便、ホーチミン発羽田行きJL70便。

 また、ファーストとビジネス全便で、日本酒を提供。2016年2月29日までの12カ月間、3カ月ごとに異なる銘柄を用意する。3月から5月までのファーストでは伯楽星 純米大吟醸 桜(宮城県)と磯自慢 中取り純米大吟醸 アメジスト(静岡県)を、ビジネスでは獺祭 純米大吟醸(山口県)と鶴齢 純米大吟醸(新潟県)を、それぞれ提供する。

ビジネスで提供する「チリアンシーバスのソテーとリコッタチーズのニョッキ グリーンピースソース」(JAL提供)

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日本航空 [1]

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