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エアアジアQZ8501便、162人乗せ消息絶つ スラバヤ発シンガポール行き

 マレーシアのLCC(低コスト航空会社)のエアアジアは現地時間12月28日、グループ会社のエアアジア・インドネシア(AWQ/QZ)が運航するインドネシアのスラバヤ発シンガポール行きQZ8501便が午前7時24分(スラバヤ時間)、管制との交信を絶ったことを明らかにした。スラバヤの出発時刻は午前6時35分(同)。(最新記事はこちら [1]

エアアジアのA320=12年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機材はエアバスA320型機(180席、登録番号PK-AXC)。AP通信などによると、QZ8501便には乗客155人と乗員7人(運航乗務員2人、客室乗務員5人)の計162人が乗っていた。乗客のうち6人が子供で、1人が幼児。乗客乗員の国籍はインドネシア人157人、韓国人3人、マレーシア人1人、シンガポール人1人。

 エアアジアによると、同便は交信を絶つまでインドネシアのATC(航空交通管制)の管制下にあり、飛行計画上のルートを飛行していたが、天候を理由にルート変更を要求していた。

 機体は今年11月16日に最後の定期点検を受けていた。機長の飛行時間は6100時間、副操縦士は2275時間だった。

 AWQは、インドネシアの航空当局と捜索救助にあたるとしている。(最新記事はこちら [1]

関連リンク
エアアジア [2]

エアアジアQZ8501便墜落、残骸と遺体発見 [1](14年12月31日)

【お知らせ】
出発時刻の表記をスラバヤ時間に変更しました。(2014年12月29日 15:38 JST)
時刻表記をスラバヤ時間に変更しました。(2014年12月28日 15:08 JST)