エアライン, 企業 — 2014年7月28日 21:47 JST

JAL、CA養成スクール夏期講座 地方在住者向け

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 日本航空(JAL/JL、9201)とパソナグループのキャプランが1月に開講した「JALエアラインアカデミー」が7月28日、地方在住者を対象とした夏期講座の受付を開始した。

ギャレーの設備を説明する客室乗務員=14年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同アカデミーは通常、20回の講義を3カ月強で実施。夏期講座は半分の10回とし、8月24日から29日まで、6日間の都内滞在で受講できるようにした。通常講座でJALの施設を使う体験型講義については、夏期講座でも同様に実施する。

 応募資格は、東京都や近郊以外に居住する専門学校や高等専門学校、短期大学、大学、大学院の在校生。会場は青山や天王洲などで、募集人数は20人。自己分析や立ち居振る舞い、話し方、自己表現などを学ぶ。

 受講料は通常講座の半額となる、テキスト代込み15万円(消費税別)で、入会金なし。旅費や交通費、滞在費は別途負担となる。都内や近郊の人も受講できるが、地方在住者を優先するという。また、同講座はJALグループの採用を約束するものではないとしている。

 アカデミー事務局によると、通常講座の問い合わせが全国各地から寄せられることから企画。地方開催も検討したが、JALの施設を利用した講義は、通常講座と同一内容にしたいと考え、都内滞在型になったという。

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